働くママがおさえておくべき重要なポイントって?
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産後に起こることを理解しておきましょう
新郎新婦をするときには、体内のホルモンバランスが大幅に崩れてしまっていることもあり、出産前には全く考えられなかったような感情も起こってしまいます。
結婚前には夫のことが大好きで、周囲にも感謝をしているのについついトゲトゲしい態度をとってしまうということはよくあります。
そうした周囲の迷惑になる行動をとってしまったとき、真面目な人ほど自己嫌悪に陥ったり自分を責めたりしてしまいます。
もちろん周囲にイライラした態度を見せてしまうということはできれば避けたいことですが、体内のホルモンバランスの変化のため自制心だけでは抑えきれないことは十分に起こります。
出産は数十年前に比べて随分安全になりましたが、それでも数%は妊婦が危険な状態になってしまいます。
妊娠中や出産直後はそれまでの体調とは全く違ったことが体内に起こるということをまずしっかり理解しておき、その上で周囲に協力を呼びかけていくようにしましょう。
特に日本人の女性は華奢で骨格が小さい人が多いですが、そうした小柄な人は出産後に産後の肥立ちが悪くなりがちです。
早く仕事や家事に復帰しなくてはと焦って無理をすることで、その後長く患ってしまったり病弱になってしまうことはよくあります。
まず出産直後から体力が十分に回復するまでは十分に安静に努め、焦らずじっくり体調を回復していくように
しましょう。
産休育休を引け目に感じないような話し合いを
会社勤務をしていた人の場合、出産の時に産休や育休をとることでしょう。
会社の産休・育休の制度は企業の福利厚生ではなく、法律で定められている労働者の立派な権利です。
ですので取得をすることを引け目に思う必要はまったくなく、むしろそれが当然の権利であるという意識を持っておくべきです。
とはいえ人員ギリギリで回している中小企業などでは産休により職場を離れたり、復職後に時短勤務をすることになったりと周囲の仕事に大きな影響を与えてしまうこともよくあります。
そうした時に「赤ちゃんは大事にすべき存在」といった個人の道徳や一般論で育休や時短業務を考えているとどうしても反感を受けやすくなってしまいます。
「そんなの当たり前でしょ」という気持ちは案外曖昧なもので、双方全く違うことを「当たり前」に思っていたりするものです。
ですのでお互いの気持ちのすれ違いを防ぎ、かつ遠慮や引け目を感じず時短業務をしていくために、まずできることとできないことの話し合いをすることが重要になります。
できるだけ周囲に業務に対しての不安は早めに相談するようにし、自分ひとりで業務を抱え込まないようにするということが、長く仕事をしていく上で必要な心がけとなります。