転職を導く為に必須の自己分析、行うポイントとは?

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自己分析

転職をする時に必要になる「自己分析」とは

就職活動をする時に必ず必要になるのが「自己分析」です。
「自己分析」については学生の就職課でもかなり丁寧に説明をしてくれるところなので、学生時代に就職活動をした人にとってはすっかりなじみのある方法のように思えることでしょう。

しかし一旦仕事を経験してから、他の会社に転職をする場合に求められる「自己分析」は学生時代のものとはやや主旨が異なります。

というのも就職未経験の頃に行う「自己分析」は、自分がやりたいと思う希望や、それまでの学生経験の中から自分の適性を考えたものであるからです。

一方転職活動における「自己分析」は、一旦社会に出てそこで何らかの仕事を経験してみたことにより、そこから自分の適正は本来的にどこにあるかを知ることができたという意味で表明するものとなります。

学生時代の自己分析の根拠となるのは、それまでの学生生活の中で経験した勉強科目の得意・不得意や、同年代の友人達の中での人間関係です。

しかし社会人経験のある人の転職の場合は、会社のしくみや年代の異なる上司・部下との交流を経たことにより、自分の新しいキャリアを模索するものでなくてはいけません。

そのため学生時代に就職課の指導を受けたそのままの方法で自己分析をしてしまっては、転職希望先に社会人らしくない浮ついた印象を与えてしまうことになります。

職務経験から考え直す自己分析の手法

転職のための自己分析をするときには、まずどういった企業に再就職をしたいかということから考えていきます。

転職という選択をする場合、本音では何らかの不満を以前の仕事に感じているものです。
それは給与面であったり、拘束時間などの勤務待遇、あるいは一緒に仕事をしていく同僚に対し組織的な問題があるということかもしれません。

ですのでまずはなぜ自分は転職をしようと思ったのかということからじっくりと考え、そこから自分の適性はどこにあるかということを深く考えていくようにします。

自分が仕事をしていく上で最も大切にしたいのは何なのかということがはっきりわかってくると、転職先の企業選びもかなり明確になってきますし、志望動機や勤務に対しての希望という質問にもスラスラと答えることができるようになります。
自分の適性がよくわからないという人は、まず紙を用意して自分の得意なことと苦手なことをそれぞれ左右に書いていってみましょう。
「最後まで諦めずにやり抜く根気がある」、「HP制作ができる」、「英語が話せる」、「集中すると少々周りが見えなくなりがち」など

そして「人と話すのが好き」や「もくもくと目標を立てて達成していくのが好き」といったどういう仕事をする時に幸福感を感じるかということを明確にしていけば、そこから自然と自分が長く勤めたいと思っている会社がどういうものかが明確になってきます。

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